2018.08.30
きくがわ
アラカルト
11月13日、小笠南小学校児童が味噌作りに挑戦しました。5年生28人が、JA遠州夢咲菊川地区女性部「ちゃこちゃん味噌加工グループ」から味噌の作り方を学びました。
「スター米を学ぼう!食べよう!広めよう!」と題した、米の消費量を上げるために自分たちができることを考える総合的な学習の一環。地元の農家の協力により自分たちで田植え、収穫した米「スター米」(きぬむすめ)を使い、定食や玄米茶、ポン菓子などの商品開発を目指しています。今回は、定食のメニューになる味噌汁について理解を深めるために行われました。
同グループ代表彦野れい子さんから、味噌に使われている食材や作り方などが説明された後、児童は味噌作りを開始。やわらかく煮た地元産の大豆と3日間発酵させた地元産の米を使った米麹、塩を混ぜた後、ミンチ機にかけ混ぜ合わされていきました。その後、ミンチ機にかけたものを、樽の中にしきつめていく「樽詰め」が行われました。
参加した嶺野世歩(つぐほ)さんは、「大豆や米麹を合わせたものとできあがった味噌の触り心地が違ってびっくりしました。おいしい味噌の作り方がわかりました」と笑顔で話しました。
今回作った味噌は、およそ1年熟成させた後、児童たちが食べる予定です。