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2019.09.19
イベントレポート

菊川消防署が文化会館アエル職員と救急合同訓練を行いました

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消防

9月18日、文化会館アエルで菊川消防署と同館職員が合同の救急訓練を行いました。

実際に事故などが起きた時に、適切に対応できるようにすることや応急手当協力事業所と円滑に連携を取ることを目的に今回同館と初めて合同の訓練を行いました。応急手当事業所の1つである同館の協力の下、職員4人や市消防署救急隊員5人が参加し、救命現場を想定した緊迫感の中で救命方法を実践しました。

訓練の説明が消防署員から行われた後、講演を見るために来館した60代男性が物を喉に詰まらせ、意識不明かつ心肺停止となったことを想定し訓練を開始。職員は、消防への通報、人工呼吸やAEDを用いた心肺蘇生を職員同士で協力しながら適切に行っていきました。また、救急隊が到着すると円滑に救命処置の引継ぎが行われ、訓練を無事に終了させました。

 訓練終了後には意見交換の場が設けられ、消防署員からは、「迅速に対応できた訓練だったと思います。アエルの場合、不特定多数の人が来館するので、職員が手分けして役割分担を行い、対応することが大事です。また、衆人環視の中での場合が多いので、プライバシーの配慮に努めてもらいたいです」などと意見が出されました。

 訓練を終えた同館の丸尾正館長は、「今までも何度か人が倒れたケースがあったので、良い機会になりました。いろいろと反省する点もあり、勉強になりました」と話しました。