きくが

アラカルト

2020.10.13
教育イベントレポート菊川まるわかり

きくがわおんぱく「菊川ディープツアー 本所・和田編」が開催されました

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市民団体活動イベントスポーツ文化

9月27日、「菊川ディープツアー 本所・和田編」が開催されました。菊川の地域資源を活用した菊川の魅力を伝える体験プログラム「きくがわおんぱく」の1つで、子どもから大人まで10人が参加。上本所地区と和田地区を歩きながら、「アルキニスト」である森章さんを講師に招き、普段の生活では気づきにくい、隠れた見所スポットを訪ねました。

 参加者は、市役所を出発し上本所地内に入り、江戸時代に潮海寺から加茂まで水を引いた「加茂用水」の痕跡をたどりました。現在も当時とほぼ同じ場所を流れる用水の歴史について解説を聞くと、参加者たちは驚きの声を上げていました。他にも、上本所公会堂の脇にある「十王堂」では、江戸時代に建立された色鮮やかな仏像を見学。和田地内に入った参加者は、和田の線路沿いにある「旧川崎街道」や「來迎寺跡」の「十三仏像」など、歩かなければ見つけられない道の痕跡や仏像を、興味深く見て歩いていきました。

参加した市内在住の大石美紀子さんは、「歩くことも歴史も好きなので楽しかったです。十三仏のことなど、自分では調べられないところを掘り下げた解説は、とても分かりやすかったです」と笑顔で話しました。

講師の森さんは「菊川は、東海道から外れていてモニュメントが少ないです。歩いて見つけた見所をいかに掘り下げるかが腕の見せ所です」とまち歩きの魅力を話しました。