私たちの移住物語

菊川市ってどんな街?本当に暮らしやすい?
菊川市に移り住んだ家族に、暮らしの実感を聞きました。

自然とつながる、大人も子どもも楽しい暮らし方。 親子が大好きな児童館。コミュニティが広がりました。 アメリカから移住した家族が感じる、菊川の暮らしやすさ。 いつでも新鮮な食材が手に入る贅沢な場所。 10年ぶりに戻った菊川で、改めて実感した住み心地の良さ。 仕事も生活も満たされた、新しいライフスタイル。
Story 1

自然とつながる、
大人も子どもも楽しい
暮らし方。

生まれ育った菊川市に戻った裕美子さん。「一度、市外に出たから感じる菊川の良さがあります。のんびりとしていてとても落ち着きます」。
生まれ育った菊川市に戻った裕美子さん。「一度、市外に出たから感じる菊川の良さがあります。のんびりとしていてとても落ち着きます」。

自然とつながる、
大人も子どもも楽しい
暮らし方。

家族構成

田中俊光としみつさん 裕美子ゆみこさん 應伎おうきさん 陽成ようせいさん

移住年/2013年 移住前/静岡県浜松市

家の中に入ると木の優しい香りが漂ってきます。リビングの中心には薪ストーブが。
家の中に入ると木の優しい香りが漂ってきます。リビングの中心には薪ストーブが。

外構造園専門会社などの勤務を経て、造園・外構の設計・施工管理を行う会社「ナインスケッチ」を立ち上げたのが2013年。会社は独立前から生活の基盤のあった浜松市に構えましたが、住居は菊川市に移しました。「妻の実家が菊川市で、敷地内の離れを借りる形で暮らし始めました。仕事の独立と長男の誕生が同じタイミングになったため経済的な不安があり、一時的に実家の世話になろうと思ったんです」。その後、浜松市内で住居用の土地探しは続けたものの、立地や広さ、価格の面で理想の土地が見つからなかったそう。

菊川市での暮らしに慣れ親しんできたところ、隣家から土地を買わないかとの話をもらい、これも縁だと菊川に自宅を建てる決心をしました。「仕事柄、身近に自然がある方が庭のプランニングにインスピレーションを与えてくれます。また、施工現場が浜松市の場合もあれば、静岡市の場合もあり、東名高速道路を使って西にも東にも行ける立地はとても便利でした。結果的に菊川は理想的な場所だったんです」。2021年に新築した住まいは、目の前に広がる茶畑とリビングが繋がったような、自然を感じる設計にしました。「住宅が密集しているわけではないので、周囲の目を気にせず開放的に暮らせます。ストレスもありません」。自宅のエクステリアは少しずつ手を入れていくそう。子どもたちにとっても、大人にとってもワクワクする毎日が始まっています。

Story 2

親子が大好きな児童館。
コミュニティが
広がりました。

利便性の高い市内の中心部に住まいを購入。カフェやレストラン、コンビニエンスストア、公園などが徒歩圏内にあり便利。2人の子どももすくすくと成長中。
利便性の高い市内の中心部に住まいを購入。カフェやレストラン、コンビニエンスストア、公園などが徒歩圏内にあり便利。2人の子どももすくすくと成長中。

親子が大好きな児童館。
コミュニティが
広がりました。

家族構成

丸井洋平ようへいさん 真純ますみさん 新菜にいなさん 丈司じょうじさん

移住年/2017年 移住前/愛知県

親子の散歩コースにある野添公園。一面の芝生で転んでも痛くなく思い切り走れます。もう少し歩くと遊具いっぱいの舟岡山公園も。
親子の散歩コースにある野添公園。一面の芝生で転んでも痛くなく思い切り走れます。もう少し歩くと遊具いっぱいの舟岡山公園も。

洋平さんの転勤によって愛知県から静岡県に移り住むことになった丸井さん家族。勤務先がある牧之原市を中心に引越し先を検討し、菊川市にアパートを借りました。「菊川は人が多すぎず、街もすっきりしていて落ち着いています。それでいて、生活に必要なものはすべて買うことができて、子どもを遊ばせられる施設も充実しています。なんとなく菊川に引っ越しましたが、住んでみると、すごく暮らしやすい街だと気づきました」。真純さんにとっては、児童館の存在が大きかったそうで「平日はよく、小笠児童館や菊川児童館で遊びます。玩具で遊んだり、本を読んだり、子どもたちのお気に入りの場所です。私も、同じように市外から引っ越してきた同年代の方達と知り合うことができてコミュニティが広がりました。だから、子どもだけでなく私も児童館に行くのがすごく楽しみで、休館日には親子で寂しい思いをしています(笑)」。

アパートでの暮らしが3年経ち「そろそろマイホームを」となった時にも、菊川にしようと夫婦の意見が一致。菊川インターチェンジに近い好立地の建売住宅を購入しました。「インターチェンジが市の中心部にあるのはとても便利です。お互いの実家にも時間をかけずに行くことができ、両親も孫に会えることを喜んでくれています」。住まいから歩いてすぐの場所に公園があり、天気が良ければさっとお出かけできます。菊川ですくすく育つ2人の子ども。家族でたくさんの思い出が生まれています。

Story 3

アメリカから移住した
家族が感じる、
菊川の暮らしやすさ。

休日は親子での野球が楽しみ。「ひたすらキャッチボールをするのが好きで、いつまでもやっています(笑)」
休日は親子での野球が楽しみ。「ひたすらキャッチボールをするのが好きで、いつまでもやっています(笑)」

アメリカから移住した
家族が感じる、
菊川の暮らしやすさ。

家族構成

塩澤りょうさん 恵美えみさん れいさん 優吾ゆうごさん

移住年/2019年 移住前/アメリカ合衆国

21時まで利用できる「プラザきくる」。学校帰りに立ち寄り、集中できる環境の中で勉強することができます。
21時まで利用できる「プラザきくる」。学校帰りに立ち寄り、集中できる環境の中で勉強することができます。

転勤が多く、7年半におよぶアメリカでの生活を終えて日本に戻ってきた塩澤さん家族。様々な土地で暮らしてきた経験から菊川市の印象を聞くと、意外にも「医療が充実していて安心!」との答え。「大きな市立病院があって、近所には内科・歯科・眼科・整形外科など様々な個人病院が揃っています。隣の掛川市には静岡県内屈指の医療体制が整っている中東遠総合医療センターもあります。子どもがアメリカにいる時から歯列矯正をしていたのですが、近くの病院でスムーズに継続できました。また、子どもがアレルギーで救急搬送されたこともありましたが、夜にも関わらずすぐに入院することができました。これだけ医療が充実した地域は珍しいと思います」。

また、女性の就労支援の手厚さも特徴だと言います。「転勤で引っ越しをすると女性は見ず知らずの土地で仕事を探さなければいけません。希望する働き方や、これまでのキャリアを活かせる職に就くのは大変だと思います。菊川市ではハローワーク職員による『なでしこワーク』が開かれ、気軽に就職の相談ができるのでとても助かります」。
長男の羚さんはグローバルな教育に力を入れる静岡市内の中学校に電車で通い、学校帰りには菊川駅から徒歩5分の「プラザきくる」で学習してから、帰宅する日もあります。週末には親子でキャッチボールをしたり、浜松市に行き、アメリカ在住時からよく利用していたコストコで買い物をしたりと、新しい環境での生活を楽しんでいます。

Story 4

いつでも
新鮮な食材が手に入る
贅沢な場所。

自宅は閑静な住宅街の一画にあり、自動車の交通量も少なく安心して暮らせる環境。少し歩けば公園も。
自宅は閑静な住宅街の一画にあり、自動車の交通量も少なく安心して暮らせる環境。少し歩けば公園も。

いつでも
新鮮な食材が手に入る
贅沢な場所。

家族構成

鯰江なまずえ明稔あきとしさん 遼香はるかさん 明日香あすかさん 雄也ゆうやさん

移住年/2010年 移住前/滋賀県

共に滋賀県出身の鯰江さん夫婦が菊川市に移住することが決まった時には、街の雰囲気になじめるかどうか不安だったそう。でも、実際に暮らし始めると「散歩をしていれば挨拶をしてくれたり、公園で遊んでいれば声をかけてくれたり、人がおおらかで、すぐになじめました」と言います。また、「美味しい食べ物も魅力です。近くに農家さんや農協のマーケットがあり、1年を通して、新鮮な果物や農産物を買わせてもらっています。

最近は、美味しいパン屋さんも増えてきて、いろんなお店に行くことも楽しみです」。子育ての環境としても満足していて、明日香さんが通う小学校は1学年に2クラスで、児童一人一人に先生たちの目が行き届いていると実感。習い事の教室も多く、明日香さんはスポーツや書道に挑戦中。様々な経験をし、子どもたちは可能性をぐんぐん広げています。

Story 5

10年ぶりに戻った菊川で、
改めて実感した
住み心地の良さ。

薪ストーブやハンモックなど、遊び心のあるマイホーム。地域からも温かく迎えられ、お祭りなどにも参加します。
薪ストーブやハンモックなど、遊び心のあるマイホーム。地域からも温かく迎えられ、お祭りなどにも参加します。

10年ぶりに戻った菊川で、
改めて実感した
住み心地の良さ。

家族構成

酒井純一じゅんいちさん 敬子けいこさん 直緒なおさん 一正いっせいさん

移住年/2020年 移住前/静岡県浜松市

長女の直緒さんが幼稚園に入るタイミングで、純一さんの生まれ育った菊川市に移り住んだ酒井さん家族。菊川の住み心地を尋ねると「商業施設や公共施設がぎゅっとまとまっていてコンパクト。少し行けば自然もあって、改めて暮らしやすい場所だなと思います」。勤め先の理解もあって、純一さんは約1年に渡る育児休暇を取得し、幼い子どもたちと充実した時間を過ごしました。

親子のお気に入りの場所は児童館と公園。「児童館のスタッフの皆さんが優しく、子どもの名前をすぐに覚えて歓迎してくれました。子どもたちが大好きな場所です。あとは、お気に入りの公園がいくつかあって、天気が良ければピクニックしたりと毎日思い切り楽しんでいます」。子どもたちのニコニコな笑顔からも、毎日の楽しさや環境の良さが伝わってきます。

WORK IN TOKYO, LIFE IN KIKUGAWA テレワークで充実した理想的な暮らし方

仕事も生活も満たされた、
新しいライフスタイル。

住居は新築の賃貸住宅。広さは以前暮らしていた都心のアパートよりも少し広くなりながら、家賃は約半額に。契約更新費の低さにも驚いたそう。
住居は新築の賃貸住宅。広さは以前暮らしていた都心のアパートよりも少し広くなりながら、家賃は約半額に。契約更新費の低さにも驚いたそう。

仕事も生活も満たされた、
新しいライフスタイル。

移住者

大竹尚美なおみさん

移住年/2021年 移住前/神奈川県
職業/ゲームアートディレクター

夫の諒さんは、実家が営む老舗和菓子店「大竹屋」で修行中。伝統の味を学びながら、新しい感性で新商品の開発にも取り組んでいます。
夫の諒さんは、実家が営む老舗和菓子店「大竹屋」で修行中。伝統の味を学びながら、新しい感性で新商品の開発にも取り組んでいます。

テレワークという働き方が一般的になり、転職することなく自然豊かな地方に移住するという新しい選択肢が生まれました。東京を拠点とするゲームアプリの企画・開発会社に勤務する大竹尚美さんもその一人。菊川市出身の諒さんとの結婚を機に、菊川市に移住することになりました。「コロナ禍によって勤務先でテレワークが導入され、オフィスでなくても仕事ができる体制になりました。コロナ禍がおさまってもテレワークを基本にするという会社の方針もあり、どこに住んでも仕事を続けられる状況になっていたので、私としても菊川市への移住は自然に受け入れられました」。

店舗内のPOPは尚美さんがデザイン。デザインスキルを活かし、商品の魅力を伝える手伝いもしています。
店舗内のPOPは尚美さんがデザイン。デザインスキルを活かし、商品の魅力を伝える手伝いもしています。

実際に菊川市に暮らし始めても仕事上の不都合はなく、むしろ住居が密集した都心よりも現在の方がインターネットの通信環境は良いそう。日々のミーティングはオンラインで行い、ひと月に1回程度、東京のオフィスに出社しミーティングに参加。その際は掛川駅から新幹線を利用し2時間程度の移動時間で済みます。「仕事が忙しい時でも、窓の外を眺めれは緑が広がっていて心をリセットできます。気候も暖かいし、夜は星もキレイに見えます。のどかな自然の風景に癒されています」。せっかく移り住んだからには地域との関わりを持とうと考え、地域の集まりにも積極的に参加。

市役所で婚姻届を出した後の記念写真。若い世代を大切にしてくれていると感じたと言います。
市役所で婚姻届を出した後の記念写真。若い世代を大切にしてくれていると感じたと言います。

地域の子どもたちが年配の方たちに可愛がられている様子を見て、こういう環境で子育てできたら良いなと思うそう。「都会では人と人の関わりが希薄ですが、菊川では人の温かさを感じられます」。夫の諒さんも数年ぶりの菊川市の生活で人の温かさを感じています。
「ゆったりと生活できる環境の良さは改めて感じていますが、それ以上に人の温かさを感じます。顔見知りと会話を交わしたり、近所から収穫した野菜をもらったり、こういうことは都会での生活にはなかったなと、何気ないことにとても幸せを感じます」。のどかな自然での暮らしとやりたい仕事を両立する、そんな暮らしを若い夫婦が実現しています。