きくがわ
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市内在住の新進アーティスト、八木恵子さんの初個展「八木恵子日本画作品展~最後に残るもの~」が、12月13日まで文化会館アエルの展示ロビーで開催されています。
八木さんは、美術雑誌「月刊美術」主催のコンクール「美術新人賞デビュー2019」で準グランプリを受賞。二人の子どもを育てながら、日本美術院研究会員として制作を続ける日々を送っています。
会場には、和紙を貼った木製パネルに、鉱石を砕いて作られた岩絵の具や墨、銀箔などを使って描かれた作品8点が展示されています。神秘的な女性像をモチーフにした、繊細で印象的な作品に、市内外から訪れた来場者は見入っていました。
八木さんは、「人物画の女性は、想いや祈りの集合体で、苦しみに立ち向かい日々頑張っている人への尊さを描けたらと思って描いています。近くで見ると、岩絵の具の粒子のキラキラや見る角度によって変わる箔の色の違い、立体感などが分かると思うのでぜひ見てほしいです」と話しました。
「八木恵子日本画作品展~最後に残るもの~」
■日時 ~12月13日(日)まで 午前9時~午後5時
■会場 文化会館アエル展示ロビー
■入場料 無料