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2021.07.12
イベント

アエルde演劇講座が開講しました

7月1日、文化会館アエルで「アエルde演劇講座」が開講しました。中高校生と大学生を対象に、週2回、演技の基本などを学んでもらい、4カ月間でアエルでの演劇公演に挑戦することが目的。劇団静岡県史主宰の松尾交子さんが、中学生1人と高校生2人に演技に必要な身体トレーニングや発声練習の仕方を指導しました。

 はじめに、参加者は自己紹介を行い、「将来、ミュージカル俳優になりたい」や「子どもの頃に舞台に立ったことが忘れられなくて参加した」、「母親の勧めで参加しました」と参加した理由を発表しました。

 次に、講師の松尾さんが、「皆さんは講座を通じて俳優の仕事を勉強してもらい、4カ月後に1本のお芝居を演じてもらいます。4カ月で演劇を作る面白さを体験してもらいたいです」と講座の目的を話しました。また、「俳優の仕事は、セリフと身振りで見ている人に演じている人以外の人が見えるようにすることです。猫を演じているのに、お客さんが犬だと思ってしまったらいけません」と俳優の心構えを説明しました。

 その後、参加者は腕や肩、眉や口など、体のパーツを1カ所ずつ動かしたり、ストレッチをしたりして、演劇に必要な体の動かし方を実践しました。

 最後に、「あえいうえおあお」と基本的な発声練習を行い、演劇の基礎を体験しました。

 御前崎市から参加した後藤麗(れい)さんは、「演技に必要な発声の仕方を学ぶことができました。本番がとても楽しみです」と楽しそうに話してくれました。

 講師の松尾さんは、「この講座からスターが生まれたらとてもうれしいです。参加者は随時募集していますので、まずは見学しに来てください。何かを表現したい人なら大歓迎です」と講座の意気込みを話しました。

 講座は、毎週火曜日と木曜日の午後7時から8時30分まで行われています。月謝は5,000円ですが、見学は無料でできます。