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2021.12.02
お知らせ

菊川文庫で「関口隆吉 栗田土満合同展~菊川に住んだ徳川幕臣と国学者」が開催中です」

菊川文庫2階展示室で、「関口隆吉 栗田土満合同展~菊川に住んだ徳川幕臣と国学者」が12月5日まで開催されています。
関口隆吉遺徳顕彰会と栗田土満翁顕彰会が合同で開催。幕末に活躍し、初代静岡県知事で菊川市月岡に居を構えた関口隆吉と、江戸時代に平尾八幡宮の神官の家に生まれ、国学者や歌人として活躍した栗田土満に関する貴重な資料およそ70点を展示しています。
関口隆吉の資料は、初公開の物が多く並びます。関口の父親が神官を務めていた御前崎市の池宮八幡宮より、関口隆吉の肖像画や扁額の写真を借用し展示。栗田土満の資料は、土満直筆の短歌や土満が従五位の下の官位を授かった際の書状など、初公開の資料も展示され、来場者は真剣に見入っていました。
関口隆吉遺徳顕彰会の鈴木邦男さんは、「菊川駅前に関口隆吉の銅像が出来て、これから顕彰をするぞと言う時にコロナになってしまった。色々な事業が中止となったが、いつでも開催できるように声を掛けたり、資料を集めたりと準備をしてきた。今回、ちょうど良いときに開催できた。今までにない資料も多くあるので、1人でも多くの人に関口のことを知ってもらいたいです」と今回の展示に懸ける想いを話してくれました。
 栗田土満翁顕彰会の岡本さんは、「今年の11月24日で、顕彰会は設立60周年を迎えました。アエルや地区センターでの展示活動がコロナで中止になっていましたが、今回はタイミングが良く開催できました。今回の展示をきっかけに、栗田土満のことを広く知ってもらえたらうれしいです」と話しました。
郷土の偉人について詳しく知ることができます。ぜひお楽しみください。

【関口隆吉 栗田土満合同展】
■日時 12月5日(日)まで 午前10時~午後6時 ※月曜日は休館
■会場 菊川文庫2階展示室
■内容 関口隆吉に関する資料40点、栗田土満に関する資料30点を展示