きくがわ
アラカルト
4月2日、プラザきくるで「きくがわジュニアアート教室2024」が開催されました。常葉大学附属菊川高校の美術・デザイン科で学ぶ生徒が「アートの力で地域を元気に!」をテーマに発案したワークショップイベントです。今回は、4月27日に菊川中央公園で開催される市制20周年記念オープニングイベント「茶畑の中心で愛を叫ぶ!」を盛り上げようと、同科の2年生22人が講師となり、市内の小学生およそ25人と一緒に、会場内で叫びスト(叫ぶ人)を応援する「マラカス」や「カチューシャ」と、会場に設置するアートパネルを制作しました。
はじめに、高校生が小学生に作り方を説明。小学生は、マラカスの材料となるプラコップに自由にイラストを書いて、自分の好きな色や形のビーズを入れて、マラカスを作りました。また、プラスチックのカチューシャに色とりどりのカラーモールを使って耳や触覚などを付けてオリジナルのカチューシャを作りました。
続いて、参加者はアートパネルを制作。高校生と小学生は、横180cm、縦90cmのボード4枚に色花を貼り付けて、富士山と茶畑の間を泳ぐこいのぼりの絵を完成させました。
カチューシャを制作した女の子は、「モールで葉っぱの形を作るのが面白かったです。高校生のお姉さんたちも優しくて、楽しかったです」と感想を話してくれました。
今回のイベントのリーダーを務めた美術デザイン科2年の石関あこさんは、「小さな子でもできるものにしようとみんなで話し合って、マラカスなら幼稚園でも作ったことがあるという意見が多かったので、マラカスにしました。作り終わってもマラカスをきれいにデコレーションできるように、100円均一でシールやリボンを選んで、試作品も作って準備をしてきました。緊張したけど、子どもたちに喜んでもらえて大成功です。5月25日に開催するジュニアアート教室もみんなを喜ばせるように頑張ります」と意気込みを語りました。
子どもたちが制作した応援グッズやアートパネルは、4月27日のチャバチュー当日、会場に設置されます。どのように会場が飾られるのか、ぜひイベントに参加して確かめてみてください。
https://www.city.kikugawa.shizuoka.jp/eigyou/tyabachu.html