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2021.03.10
教育イベントレポート

横地小学校3年生が、シイタケの植菌体験をしました

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学校イベント農業

3月10日、横地小学校3年生16人が、しいたけの植菌体験を行いました。県立自然公園に指定されている「横地城跡」の管理を行う地元団体「横地城跡運営協議会」が主催する恒例行事で、公園の整備事業で間伐されたコナラの木を利用して、シイタケ菌の植え付けを体験しました。
横地城の駐車場に集合した児童たちは、同会の会員8人の指導の下、シイタケの菌を植える丸太に、1本につき10~20個の穴を電動ドリルで開けていきました。次に、ドリルで開けた穴へトンカチで、シイタケの菌が付いた駒木を植えこんでいきました。児童たちは、交代で手際よく作業を行いました。
作業終了後、児童たちは同会の鈴木勝章会長の案内で、横地城を散策し、地元に残る城跡について学びました。
児童たちは家でシイタケの栽培に挑戦できるよう、お土産として1人1本のほだ木を持ち帰りました。
縣慶一郎(きょういちろう)くんは、「スーパーでよく見るシイタケが、こんなに苦労して作られているとは知りませんでした。ドリルを木に直角に当てて穴を開けるところが難しかったです」と話しました。
鈴木勝章会長は、「子どもたちに外で体験をしながら、色々なことを身に付けてほしいです。こういった苦労があって食べ物が出来ていることを知ってほしいです。公園の整備で間伐材が出るので、これからも活用していきたいです」と話しました。