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2021.07.01
子育て教育イベントレポート

小笠図書館で赤ちゃん絵本のブックトークが行われました

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ママイベントイベント

6月26日、小笠図書館で赤ちゃん絵本のブックトークが行われ、乳幼児の親子5組と読み聞かせボランティア2人が参加しました。「親子で絵本を楽しもう!」をテーマに、子育て世代と子育てをサポートする世代に向けて開催。図書館の司書が、おすすめの本の選び方や読み聞かせの方法を紹介しました。

はじめに、同館の司書河原崎夏子さんが、乳児期の読み聞かせについて「おと」「うた」「ふれあい」の3つのテーマに沿って絵本を紹介しました。河原崎さんは、「赤ちゃんは、視力が発達途中ですが、耳はお腹の中にいるときから聞こえています。『もこもこ』や『ぷかぷか』といったオノマトペが使われている絵本は、赤ちゃんも大好きです」と解説。実際に河原崎さんが読み聞かせをすると、乳児たちは、絵本をじっと見つめたり、手をたたいたりして反応していました。また、「赤ちゃんの読み聞かせは、最後まで読み切る必要はありません。気に入ったページを繰り返したり、途中で戻ってみたり、赤ちゃんのペースに合わせて楽しく読んでみてください」と説明すると、参加した保護者は真剣に聞いていました。

次に、司書の後藤明美さんが、「せいかつ」「あそび」「よみもの」のテーマに沿って絵本を紹介。逃げ出した金魚がどこに隠れているかを見つける遊びができる絵本の一部を読みながら、「絵本を普段の生活に取り入れることで、赤ちゃんとのコミュニケーションをとることができます」と絵本を使った遊びについて説明しました。また、「この本読んであげたいなと思った日が、読み聞かせをはじめる日です。皆さんの家庭が絵本と笑顔で満たされますように」と思いを話しました。

 8カ月の娘と参加した落合智(さとし)さんは、「絵本の読み聞かせのやり方や、どんなジャンルの絵本があるのかわかりました。家でも読み聞かせをしてみたいです」と話してくれました。