きくが

アラカルト

2021.12.01
子育て教育イベントレポート

小笠北小学校で職業講話が開催されました

タグ
学校イベント消防

11月26日、小笠北小学校で男女共同参画の意識啓発を図る職業講話が開催されました。幼少期から男女共同参画の意識啓発を行うため市が毎年主催。しずてつジャストライン株式会社運転士の山田則子さんと市消防本部に勤める女性消防士の田上裕子さんを講師に招き、同小4年生児童69人が性別にとらわれることなく、職業選択を考えることの大切さを学びました。
 講師の2人から、1日の仕事内容や現在の職業に就いた理由、やりがいなどについて説明が行われると、普段は聞けない内容に児童は真剣な表情で聞き入りました。
 山田さんは、「運転士の仕事は、男性の仕事というイメージがありますが、上司のアドバイスで挑戦してみることにしました。思い切ってチャレンジすると、女性にもできることがわかりました。お客様から声を掛けやすいと言われたり、気遣いを喜んでもらえたりし、うれしかったです」と仕事の魅力を話しました。田上さんは、「初めは女の子が消防士になるなんて無理だと言われてしまいましたが、実際に働いている女性消防士の存在を知ってから、諦めないで努力して消防士になれました。皆さんの周りにも応援してくれる人がいるので、毎日を大切にしてください」と児童たちを応援しました。
 講話を聞いた高畑百花(たかはたももか)さんは、「男性のバスの運転手や消防士もかっこいいけれど、女性のバスの運転手や消防士も同じくらいかっこいいと思いました」と話しました。黒田桂之助(くろだけいのすけ)さんは、「男の人でも女の人でもやれることがあるから、自信をもってやった方がいいと思いました」と話しました。