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2021.12.15
教育イベントレポート

長野県小谷村の小谷小学校5年生が、河城小学校5年生と交流しました

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学校イベント

12月8日、長野県小谷村の小谷小学校5年生21人が、臨海学習の一環として旧小笠町時代(平成12年)から交流が続く当市を訪れ、河城小学校5年生44人と交流しました。
はじめに、両校の児童がそれぞれの県や学校のよい所を紹介し合い、お互いの郷土について理解を深めました。河城小学校の児童は、学校の伝統である「御神楽」を披露。扇と祓いを持って一糸乱れぬ踊りを披露すると、小谷小の児童から大きな拍手が送られました。
小谷小の児童は、小谷村の四季折々の風景を写真で紹介。「春には山菜が採れ、夏にはホタルやカブトムシが多く見られます。秋には紅葉が楽しめ、冬は一面雪に覆われるため、校庭でスキーが出来ます」と紹介すると、河城小の児童は、驚いた様子で聞いていました。
その後、それぞれの学校が企画した親睦を深めるゲームが行われました。小谷小が企画した「自己紹介ゲーム」では、5分間でどれだけ多くの人と自己紹介ができるかを競うもので、児童たちは初めのうちは緊張気味でしたが、お互いの好きなものを聞くなど、徐々に打ち解けていきました。次に行われたドッヂボールでは、河城小が2チームに分かれ、小谷小とそれぞれ3分間の試合を行いました。お互いに思いっきりボールを投げ合い、真剣勝負を楽しみました。最後は河城小が企画した「宝探しゲーム」です。木製の丸いチップを体育館の中に隠し、5分間で何個見つけられるかを競うゲームです。小谷小と河城小の児童がチームを組んで、協力しながら宝探しをして、親睦を深めました。
最後には、市マスコットキャラクター「きくのん」が登場し、小谷小代表児童にお茶を贈呈。全員で記念撮影をして交流の時間を締めくくりました。
交流会の実行委員を務めた小谷小学校の西村奈那(なな)さんは、「河城小学校の皆さんは運動が出来て元気いっぱいだと思いました。ドッヂボールもできて楽しかったです」と話し、河城小学校の山内真菜さんは、「小谷村のことを知れて楽しかったです。菊川は雪が降らないので、学校でスキーができるのは楽しそうだと思いました。雪の降っているときに小谷村に行ってみたいです」と笑顔で話してくれました。
小谷小学校の児童は、昨日から静岡県内を訪問していて、交流後は、御前崎市のなぶら市場に立ち寄り、帰路につきました。